
バカラ(Baccarat)とは
バカラ(Baccarat)とは、カジノの王様と呼ばれるカードゲームです。
勝負の決着が決まるスピードが速く、カジノ経験者に好まれます。
ゲーム性もシンプルでカードの合計数字の一桁が「9」に近い人が勝ちです。
アジア圏では最も人気のあるカードゲームで、日本人でもカジノ経験者であれば一度はやったことがある人が多いゲームです。
バカラ(Baccarat)のルール
ディーラーが一定のルールに従い、先攻側と後攻側の2箇所にカードを2~3枚配ります。
カードの合計数字の下一桁が「9」に近いほうが勝ちとなります。
プレイヤーは先攻側、後攻側のいずれが勝利するかを予想します。
- 先攻側は、プレイヤー(PLAYER)と呼ぶ
- 後攻側は、バンカー(BANKER)と呼ぶ
- 両者引分けを予想し、タイ(TIE)と呼ばれる場所に賭ける事も可能
カードの数え方
”2~9”まではそのままの点数、”A”(エース)は「1点」、”10・J・Q・K”は「0点」で数えます。
バカラ(Baccarat)の種類
バカラ(Baccarat)の種類は以下の通りです。
ミニ(小)バカラ
「絞り=スクィーズ」と呼ばれる、一番多く賭けた人がディーラーに代って、カードを開ける作業がないものです。
ディーラーによる全自動で、低レートなものはこれが多いです。
ビッグ(大)バカラ
一番多く賭けた人がディーラーに代って、カードを開ける事が出来るタイプです。
高レートなものはこれが多いです。
コミッション
バンカーに賭けて勝った場合、コミッションがあり、自動的に引かれた分が払い戻されます。
1.95倍が多いです。
ノーコミッションバカラ
コミッションが無い代わりに、バンカーに賭け「6」で勝った場合は、払い戻しが半分の1.5倍になります。
バカラ(Baccarat)は儲かる?
バカラ(Baccarat)は果たして儲かるのでしょうか?
配当は以下の通りです。
プレイヤーサイドにベットした場合
プレイヤーが勝利:ベットした金額と同額
バンカーが勝利:ベット全額が没収
タイ:ベットが全額返却
バンカーサイドにベットした場合
バンカーが勝利:ベット額の等倍の金額からコミッションが差し引かれたもの
コミッションが5%:100ドルのベットに対して95ドル
プレイヤーが勝利:ベット全額が没収
タイ:ベットが全額返却
タイにベットした場合
ゲームがタイで終了:タイベットの配当オッズ
プレイヤーが勝利してもバンカーが勝利してもベットは全額没収
完全バランスのハウスのバカラの配当
完全バランスのハウスでは、敗北サイドの賭け金からコミッションを引いて勝利サイドに分配する場合もあります。
この場合、バカラの配当が一定でないことになります。
バカラ(Baccarat)の絞り
バカラの絞りとは、配られたカードをめくっていく技のことです。
実はこのカードをめくるという行為こそが、バカラの醍醐味であると言っても過言ではありません。
バカラは、はじめに配られた2枚のカードで勝負が決まることが多いです。
従って、その2枚のカードの合計値が9に近いかどうかだけで勝ち負けが決まるカジノのゲームです。
だからこそ、カード1枚に対するプレイヤーの思いは強くなります。
その気持ちの表れがが絞りです。
バカラ(Baccarat)というゲームの歴史
バカラはフランスで生まれたという説が一般的です。
しかし、一部の歴史家は、バカラの起源は古代中国とローマにあると記しています。
古代中国で人気のあったパイガオ(make nine)は、数を表す牌を使ったゲームです。
このゲームもバカラも9点が一番高い点数であり、バカラとつながりがある可能性が強いと指摘されています。
一方、古代ローマでは、9面体のサイコロを転がして8か9が出るとご褒美をもらえるゲームが流行していたとされています。
従って、最高の結果をもたらす8または9の番号の重要性が、ゲームのルールの発展に影響を与えている可能性があるとする学者もいます。
現代版バカラの最初の公式ルールは、15世紀のイタリアで Felix Falguiere という男性が考案しました。
Falguiere は、現在のバカラのバリエーションとして知られる Macao,Le Her などのゲームに影響を受けたとされています。
Le Her は、プレイヤーがデッキから1枚のカードを引いて1番高い位のプレイヤーが勝利するゲームでした。
カードの大部分が0点であることから、Falguiere はゲームをバカラと名付けました。
このゲームがフランスで人気を集めるようになると、フランス語のつづりである Baccarat が世界中で広く使われるようになりました。
バカラ(Baccarat)は違法?
バカラは違法なのでしょうか?
結論から言うと、オンラインカジノ以外のバカラは違法賭博となります。
高松市のインターネットカジノ店で、違法なバカラ賭博をさせていたとして店の経営者が逮捕されました。警察によりますと、インターネットカジノ店の摘発は県内で初めてだということです。
逮捕されたのは、高松市百間町のインターネットカジノ店の経営者、小林寛之容疑者(51)です。
警察によりますと、小林容疑者は高松市大工町のビルの1室にインターネットカジノ店を開き、パソコンやタブレット端末で客に違法なバカラ賭博をさせていたとして、常習賭博の疑いが持たれています。
警察はことし6月ごろからこの店の捜査を進め、先月28日に店内を捜索したところ、客にバカラ賭博をさせていたことから小林容疑者を逮捕し、店にあったパソコン10台とタブレット端末5台などを押収したということです。
警察によりますと、押収したパソコンには店の会員としておよそ200人が登録されていて、賭け金などとして合わせておよそ2億円相当の取り引き記録も確認されたということです。
出典:NHK NEWS
そもそも、日本では賭博行為そのものが刑法によって禁止されています。
刑法第185条:賭博をした者は50万円以下の罰金又は科料に処する
刑法第186条:常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する
このように、賭博によって国民の健全な経済活動が妨げられる危険性を鑑みて禁止されています。
ですが、特例として、競馬・競輪・競艇・オートレースなどの特例として認められている賭博は違法ではありません。
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