
カリビアン・スタッド・ポーカー(Caribbran Stud Porker)とは
カリビアンスタッドポーカー (Caribbran Stud Porker) は、トランプを使ったカジノゲームの一種です。
ポーカーをモチーフとしていますが、通常のポーカーのように客同士が対抗するのではなく客とディーラーが対抗します。
元はカリブ海諸島域のカジノや遊覧船で行われていたゲームで、アメリカには1980年代の終わり頃に持ち込まれました。
カリビアンスタッドポーカーはたくさんあるポーカーの中でもルールが非常にシンプルで、初めてポーカーで遊ぶ人でもすぐに始められるトランプゲームです。
最初に配られた5枚のカードで勝負をするゲームで、ディーラーと1対1の勝負です。
難しい駆け引きはなく、基本のルールさえ押さえていれば充分にプレーを楽しむことができます。
カリビアンスタッドポーカー (Caribbran Stud Porker)の手順
カリビアンスタッドポーカーの手順は以下の通りです。
- プレイヤーはテーブルの「ANTE」と描かれた部分に賭け金を置く
- プレイヤー全員が賭け終わると、ディーラーが自分から見て左手のプレイヤーから順に、カードを5枚ずつ伏せて配り、最後に自分で5枚取る
- ディーラーは、自分の5枚のうち最も上の1枚を表向きにしてプレイヤーに見せる
- プレイヤーは、自分のカードとディーラーの表向きになったカードを見て、勝ち目がありそうだと思ったら、テーブルの「RAISE」と描かれた部分に、「ANTE」に賭けた額の倍額の賭け金を置き、その隣に自分のカードを伏せて置く。
- 勝ち目がないと思った場合は、自分のカードを伏せてテーブルの中ほどに捨ててゲームを降りる。
- ゲームを降りるとその時点で負けとなり、「ANTE」への賭け金は没収される。
- プレイヤー全員が、RAISEまたは降りる意思表示を終えると、ディーラーは自分のカード全てを表向きにして、自分の手をプレイヤーに見せる
- ディーラーは、降りずにゲームに残っているプレイヤーのカードを自分から見て左手のプレイヤーから順に開き、自分のカードと比較して勝敗の判定と配当を行う
カリビアンスタッドポーカー (Caribbran Stud Porker)の役と配当
続いて、カリビアンスタッドポーカーの役と配当についてご紹介します。
配当は各カジノやテーブルごとに多少異なりますが、今回は1つずつ例を挙げていきます。
ハイカード
ペア以上の役が揃わなかった状態を「ハイカード」といいます。
ハイカードの配当は1倍で、Jackpotの獲得はありません。
ワンペア
同じ数字が2枚揃う役を「ワンペア」といいます。
ワンペアの配当は1倍で、Jackpotの獲得はありません。
ツーペア
ワンペアが2つ揃う役を「ツーペア」といいます。
ツーペアの配当は2倍で、Jackpotの獲得はありません。
スリーオブカインド(スリーカード)
同じ数字が3枚揃う役を「スリーオブカインド」といいます。
スリーオブカインドの配当は3倍で、Jackpotは賭け金の5倍を獲得できます。
ストレート
連続した5枚の数字が揃う役を「ストレート」といい、スートが同じである必要はありません。
ストレートの配当は4倍で、Jackpotは賭け金の10倍を獲得できます。
フラッシュ
同じスート(柄)が5枚揃う役を「フラッシュ」といい、数字が連続している必要はありません。
フラッシュの配当は5倍で、Jackpotは賭け金の25倍を獲得できます。
フルハウス
ツーペアとスリーオブカインドが揃う役を「フルハウス」といいます。
フルハウスの配当は7倍で、Jackpotは賭け金の100倍を獲得できます。
フォーオブカインド(フォーカード)
同じ数字が4枚揃う役を「フォーオブカインド」といいます。
フォーオブカインドの配当は20倍で、Jackpotは賭け金の250倍を獲得できます。
ストレートフラッシュ
連続した5枚の数字で、かつ、同じスート(柄)が揃う役を「ストレートフラッシュ」といいます。
ストレートフラッシュの配当は50倍で、Jackpotは賭け金の2,500倍を獲得できます。
ロイヤルフラッシュ
同じスート(柄)の「10、J、Q、K、A」が揃う役を「ロイヤルフラッシュ」といいます。
ロイヤルフラッシュの配当は200倍で、100%のJackpotを獲得できます。
役 | 出現確立 |
ロイヤルフラッシュ | 0.00015% |
ストレートフラッシュ | 0.00139% |
フォーオブカインド | 0.024% |
フルハウス | 0.144% |
フラッシュ | 0.197% |
ストレート | 0.392% |
スリーオブカインド | 2.11% |
ツーペア | 4.75% |
ワンペア | 42.25% |